2014年04月08日

外秩父七峰の楽しみ方

 東武鉄道が主催する外秩父七峰縦走ハイキングは、ゴールデンウィーク前の日曜日に開催する春の風物詩だ。申し込んだ人には既に封書が届き、関東周辺に本格的な山歩きシーズンが来たと実感している人も多いだろう。
 この欄は、いつもトレランをしているアスリートではなく、普通の健脚を自認する人用に述べる。外秩父七峰を一回で踏破したい人、高尾山域で言えば、高尾山口駅と陣馬山の間を余裕で往復できる人くらいを対象にしたい。
 
 まず、このコースは、山屋の観点でみると、そんなに魅力的ではない。何と言っても車道が半分以上を占めているからだ。そこで悩みどころは靴の選び方だ。山歩きの原則は、一番厳しい条件に合わせて靴のグレードを選ぶのだが、車道を時間にして半分、距離にして2/3近くを占めるこのコースでは、本格的な登山靴では非効率この上ない。とは言っても、去年のように後半の山区間で積雪があると、スニーカーでは中に雪が入るし捻挫はしやすいし、大変な目に遭うことは明白だ。直前まで路面の情報を仕入れ、山道歩きが苦手な人は山靴に近いもの、車道歩きが苦手な人はスニーカーに近いものを履くようにしたい。また、コース途中に飲み物、食べ物を売っている場所は結構ある。これらを当てにするのなら、荷物を軽くすることができる。


初めての人は東武竹沢から

 小川町駅前で受付をした後、石尊山に向かって直接歩き出すコースと、東武竹沢まで電車に乗り直し、そこから歩くコースに分かれる。恐らく8割くらいの人が小川町から直接歩き出すと思うが、ここは絶対、東武竹沢経由を推薦する。
 いろいろなブログで紹介されている通り、小川町から直接歩き出すと、石尊山の手前の山道から大渋滞に引っかかる。この渋滞を避けるには、6時前に小川町受付に着き、受付を済ませたら車道を猛ダッシュする必要がある。渋滞に引っかかった時のイライラは、健康増進という山歩きの目的を著しく傷つける。
 それでも石尊山経由を選ぶのは、日本人の根のまじめさというか、完璧主義から来ているものだろうか。東武竹沢経由は何となく反則だという罪の意識が出てきてしまうのと、石尊山経由だと歩行距離がマラソンと同じ42.195qと表示されているのが魅力なのだろう。  
 しかしどう見ても小数点以下の0.195qは信ぴょう性がない。東武竹沢経由でも自宅と駅の往復、駅での乗り換え、ゴールの鉢形城公園(今年からここに変わったようだ)から寄居駅までの距離を足すと、優に42qは超えるだろうから、それで良しとしよう。渋滞にはまったことでタイムオーバーとなりゴールまでたどり着けなければ何のために石尊山を経由したのか分からなくなる。長距離の山歩きの鉄則は、前半は極力寄り道を少なくし、時間を確保することだ。
 それともうひとつ、東武竹沢経由だと、トイレの確保がしやすくなる。小川町駅のホームに着くと取りあえず受付のポールポジションを取ることしか考えていないし、受付を済ませると一斉に小走りを始めるので、トイレのことはすっかり忘れている。東武竹沢まで行くとなると、小川町駅で再び電車を待っている間にトイレの事を思い出すかもしれないし、東武竹沢駅や歩き始めて15分くらいのところにあるトイレも、それほどの大混雑にはならないだろう。


マイペースを保ち、休憩は少なく

 さて、東武竹沢から出発しても、約40qを歩くことになる。最初は気がせいて、どうしても速足になりがちだ。特に、いろいろなブログで渋滞のことが述べられていて、早く山道を通過しないと渋滞につかまる事が気になり、ますます急いでしまう。
 しかし、普段歩いた事のない速度で歩けば、長丁場で破たんするのは目に見えている。ここはあくまでも、いつものペースで、姿勢を正し、上体をぶらせず歩きたい。舗装路でもかなりの標高差を稼ぐところがあり、心拍数を極端に上げないようにしたい。


車道と山道との分岐では、迷わず車道

 高尾評論は「山歩きは山道で」というスタンスをとっているが、ここでは逆だ。和紙の里から萩平十字路までは、車道と山道のどちらを選んでもいい個所があるが、ここは車道を選ぶ。山道に入ってしばらくすると渋滞が始まり、ペースを乱される。


渋滞に巻き込まれたら足踏み

 萩平から笠山の登りでは、渋滞は避けられないだろう。渋滞時に良く見られるのが、数秒に1回、どっこいしょと大股を開いて山道を1歩登り、残りの数秒間はただ休んでいる風景だ。これだと体が冷やされ、逆に疲れが溜まる。せっかく、楽をできる時間をもらったのだ。街中のジョギングで赤信号になると足踏みをするように、今までの歩くペースを乱さず、歩幅をごくごく小さくとりながら進み、体を冷やすことなく体力を温存することだ。

山歩きよりも、徒歩旅行を楽しむ

 外秩父七峰縦走は、純粋な山歩きと言うよりも徒歩旅行だと考えたほうが楽しい。
 もう29回も開催している大会だから、スタッフも慣れている。受付や途中の道案内では、会費無料とは思えないサービスを受けられる。立ち寄りたくなる模擬店も多いが、時間が限られているのが惜しい。
 前半では、萩平の集落は花が見頃だろう。田舎道を車で走れば、このような風景はまだ日本のあちこちに残っているとは思うが、せっかくの歩きだから堪能することにしよう。
 後半の秩父高原牧場の面積は352ヘクタールあり、高尾にはないスケールだ。ちなみに我が明治の森高尾国定公園は、全部足しても770ヘクタールだ。
 午後3時半くらいに大霧山や皇鈴山、登谷山付近では蒸気機関車の汽笛を聞くことができる。秩父鉄道を走るパレオエクスプレスだ。
posted by 高尾評論 at 19:56| 東京 ☀| Comment(0) | 高尾以外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月25日

ヘビが苦手

 高尾のヘビについては以前も述べたが、それほど出現率が高いものではないし、怖い存在でもない。
 しかし、ビジュアル的に、どうしても寄せ付けない人が多いのも事実だ。

 絶対ヘビに遭遇しないように歩くのはどうするか。
 これに対する回答はないのが事実だ。

 一番遭遇確率が少ないのが真冬に行く事だ。
 ただ、積雪や凍傷など、それなりのリスクを伴う。
 
 シーズン中はどうするか。
 強いて言えば、10人以上の団体さんの後について歩く。
 団体さんが道の途中で止まれば、あなたも止まる。
 お先にと言われても固辞する。
 怪訝な顔をされるかもしれないが、ヘビに遭遇するよりは良しとする。
 それでも団体さんの見逃したヘビを見つけてしまう確率はある程度ある。

 団体さんと別れ、少人数で歩くこともあり得る。
 ヘビは耳が聞こえないし目も悪い。
 ヘビの方も気が付けば自分から逃げるのが普通だが、間に合わなくてばったり遭遇と言うケースも多い。
 せめてもの対策として、足をガンガン踏みつけ、地面を振動させれば逃げてくれる確率が高くなるだろう。
 しかし、途中でくたびれたり、膝を痛めてしまうリスクはある。

 
 この際、ヘビを見る練習をする対策もある。
 但し、人によっては逆効果になる可能性も高い。
 
 ヘビを見るのに一番いいのは、日本唯一のヘビ専門動物園、群馬県太田市にあるジャパンスネークセンターだろう。
 ただ、首都圏からだと高尾山に比べ、かなり遠い所にある。
 本番と練習が逆になってしまう。

 高尾山から一番近い動物園は多摩動物公園だが、ここにはヘビコーナーはない。
 東京都立の動物園として上野動物園と仕分けがされていて、ヘビは上野で展示されている。
 ただ、広大な多摩動物公園の敷地には、高尾山と同じ、8種類のヘビが生息している。
 去年の12月6日から今年の1月29日まで、特別にこれらのヘビを展示していた。
 と言うことは、この時期でもヘビは出る可能性があるということだ。

 首都圏でヘビを見るのに一番適しているのは、横浜の野毛山動物園だろう。
 無料だし、高尾山にいるアオダイショウやシマヘビが展示されている。







posted by 高尾評論 at 20:00| 東京 ☁| Comment(0) | 苦手別対処法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

乗り物が苦手

車酔いをする人にとって、山歩きはつらい作業だろう。
 普通、登山口まで入るのは、くねくねとした車道を車に揺られながら行く必要がある。

 その点、高尾は車酔いをする人にとってもやさしい山域だと言える。
 車酔いをする人でも、電車は比較的大丈夫だと言う人が多いだろう。
 高尾山中は当然のこと、陣馬高尾縦走路も北高尾山稜、南高尾山稜も、電車だけで行ける山域だ。

 一方路線バスは、どれも山間部のクネクネ道を通るので、つらい乗り物になる。
 特にシーズン中はかなりの混雑だ。
 特に高尾駅と陣馬高原下を結ぶバスは、長時間車中で過ごすことになる。

 乗り物酔いする人がバスに乗らざるを得ない時は、座るようにしたい。
 前後の車輪の間にある、前向きの座席がいい。
 できれば進行方向右側の窓側だ。
 左側通行なので、右側の方が景色の流れが緩く、目が回らない。

 電車でも酔ってしまう人は、やはり座席を確保したい。
 この場合、車両の中央部の進行方向左側としたい。
 電車は横向きなので、このほうが景色の流れが緩やかになる。
 ただ、京王線、中央線とも、線路はよく整備され、新しい車両を使っているので、乗り心地はいいはずだ。

posted by 高尾評論 at 19:58| 東京 ☁| Comment(0) | 苦手別対処法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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