2012年09月23日

年長さん、核家族向き ―6号路から小仏城山を経て、相模湖へ―

 高尾に何度か行った親子連れに、もう少し遠くまで足を延ばすプランを考えてみた。
 子どもも個人差が多いため、お互いの技量が分からずにグループで行くには向かない。
 核家族で楽しむのもいいだろう。
 また、行きは高尾山口駅から登り、帰りは相模湖駅へ下るため、マイカーは向かない。


 高尾山口駅 9:00着

   ↓  6号路を歩く
  (沢沿いの道は動物が多い。石をひっくり返して飛び出して来た虫を捕まえながら登って行こう。

  高尾山頂 11:00通過(疲れたり飽きたりしたら、ここから1号路で下山)

   ↓  陣馬高尾縦走路を歩く(紅葉台、一丁平などの空いているベンチでお弁当)

 小仏城山 12:30通過(ここは頑張らせる)

  ↓  急斜面を下る。

 千木良  13:10通過(疲れたり飽きたりしたら、ここから相模湖行きのバスに乗車)

  ↓  徒歩

 弁天橋 13:30着(河原遊び)
     14:00発

  ↓  徒歩

 相模湖畔 14:40着(遊覧船、ボート等に乗る)

  ↓  徒歩

 相模湖駅 16:00頃


 行きは沢沿いの道、帰りは尾根道を通る変化のあるコース。
 途中のエスケープルートも確保されている。

 子どもは山頂に登ったという達成感に乏しく、山頂からの展望をゆっくり楽しむ意識も希薄だから、高尾山頂、小仏城山山頂で無理してお弁当にする必要はない。
 混雑した山頂の片隅で他人に遠慮しながらお弁当にするよりも、途中の空いているベンチで食べたほうが、いい思い出になる。
 小仏城山でお弁当にするのなら、相模湖に下る道のすぐ左側にある芝生がいい。

 小仏城山からの下りは、結構急だし、石が露出している箇所もある。
 子どもが怖がらないのなら、どんどん下らせよう。

 ケーブル、リフトを使わないので、待ち時間は気にしなくてもよい。
 但し、相模湖で遊覧船、ボートに乗るのなら、午後3時前に到着しておく必要がある。
 途中で子どもの気が済むまで遊ばせたいのなら、やはり早発が原則となる。

 遊覧船と帰りの中央本線の時刻、それに途中で動けなくなった場合に備えて千木良から相模湖駅までのバスの時刻は、メモるか、携帯ですぐ出るようにしておきたい。

 弁天橋を渡ったところの河原は、適当な大きさと形の石が多い。
 川幅が広く、適度な深さがあり、さらに淀んでいる。
 石投げで水切りをするには、最適な場所だ。

 このコースのうち、6号路と小仏城山から千木良へ下る道と弁天橋付近は、音が周囲の山にこだましやすい。
 親が恥ずかしがらずに率先して「ヤッホー」をしてみよう。







posted by 高尾評論 at 11:09| 東京 ☔| Comment(0) | 子どもの高尾デビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

年少さん、グループ向き -リフト、ケーブルで高尾山頂往復-

 一応プランを作っておくが、子どもの意思を尊重する事が大事かと、高尾評論では思う。
 以下のコースは、子連れで効率的、つまり時間や体力の無駄がなく、混雑のいらいらもなるべく避けるように作成した。
 しかし、山登りは効率だけではない。子どもの意見とうまく調整しながら山歩きをしてほしい。

 子どもの高尾山デビュー案として、リフト、ケーブルを使い、高尾山頂を往復するケースを考えてみた。

 高尾山口駅 9:00着

   ↓ 徒歩

 清滝駅   9:10着  
       9:30発

   ↓ リフト

 霞台駅   9:45着 (トイレ)(リフト上のトイレは比較的空いているので、ここで用を足しておく)

   ↓ 関東平野を見ながら1号路を歩く。

 浄心門   10:00通過

   ↓ 休憩を入れながら、4号路を歩く。途中、吊り橋を渡る

     日影沢合流点でお弁当休憩(なるべくここで食べたいが、おなかが空いていなければ山頂にする)
 
 高尾山頂  11:20着 (休憩)
       11:30発

   ↓ 休憩を入れながら、1号路を歩く。薬王院付近でおやつタイム

     分岐点では男坂を選ぶ。

 サル園   12:30着 (サル見学)
       13:00発
 
   ↓ 徒歩
 
 霞台駅   13:15発

   ↓ ケーブルカー

 清滝駅   13:25着(トイレ)

   ↓  茶屋でお菓子を買い、食べながら徒歩

 高尾山口駅 13:40着
 
   ↓  お昼寝タイム

 各駅

 混雑する時間帯よりも早く出発し、早く帰る計画を立てた。
 逆算すると、新宿発は8時になる。
 これよりも出発が1時間遅れると、リフト、ケーブルを待つ時間が増えるので、帰りが2時間以上遅れる可能性がある。
 トップシーズンだと、これでも混雑に捕まる可能性が高い。
 子連れだとマイカー利用も多いと思うが、駐車場の満車を考えると、さらに早い到着が必要になる。
 
 登りはケーブル、下りはリフトが常識であるが、敢えて逆とした。
 朝はリフトに新鮮な気持ちで乗れること。まだ疲れていないので、安全に乗れる。
 子どもは疲れると、リフトの上で一瞬にして眠ることがあるので、帰りはケーブルとした。

 行きに4号路の山道を歩き、親にとってのメインイベントである吊り橋での記念撮影に備える。
 記念撮影は、なるべく早い時間にしておくこと。
 疲れた子どもは写真を撮らせてくれないし、撮ったとしてもいい表情をしていないことが多い。

 このコースの欠点は、お弁当を食べる場所が少ないことだ。
 4号路の日影沢分岐点のベンチは、展望がないが文字通り日影にあり、気持ちがいいので、ここでお弁当タイムとした。
 ベンチの数は少ないが、高尾山頂よりはずっと空いている。
 蚊だけは注意して欲しい。

 高尾山頂でもお弁当を食べてもいいように、正午前に着くようなプランにしている。
 これでも混雑していれば、少し小仏城山方面に向かって下ったところにもまとまったベンチがある。
 ここもいっぱいなら一旦山を下り、さらに少し登りなおしたところに紅葉台という展望台がある。
 この辺で食べる方が、山頂の砂ぼこりの中で食べるよりはずっといいだろう。
 帰り道もお弁当に適当な場所はないのが実情だ。 
 でなければ、空いていそうな茶屋でお昼とし、お弁当は持ち帰る。

 下りは1号路を選んだ。子どもが眠くなった場合、おんぶ、抱っこして下るのには、舗装した道の方が楽だ。 サル園に入ることをちらつかせ、最後まで歩くように励まそう。
 
 霞台のケーブル山上駅で、混んでいれば整理券を発行しているが、待つ場所は限られていて、子どもは退屈するだろう。
 シーズン中の休日は、何と言っても早めの帰宅が有効だ。
 子どもが元気ならば、高尾山口まで1号路を歩いて帰る手もある。
posted by 高尾評論 at 10:55| 東京 ☔| Comment(0) | 子どもの高尾デビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

子どもと高尾

 子どもが小さい頃、この子たちと一緒に山に登ることを心待ちにしている山好きの親も多かったかと思う。
 子どもも個人差があるもので、4歳にもなれば、高尾山から陣馬山まで歩き通し、けろっとしている子もいる。
 とは言え、普通、子どもと山歩きする場合、それなりに気を使わなくてはならないのは事実だろう。

 子どもの場合、体力の配分ができない。
 頂上までの登りを一気に駆け上がったかと思うと、そこで疲れ果ててしまい、その後は一歩も動こうとはしなくなるのも、よくあることだ。

 もっとも、子どもは今日の山歩きの計画を聞かされていない。
 親が勝手にコースを決めているので、体力配分などできる訳がない。

 ある程度大きくなったら、分かる分からないに関わらず、地図と周りに見える山を見せ、今日はここからここまで歩くんだと説明するのもいいだろう。
 山歩きは、子どもも大人と同じ距離を歩く、親子平等の作業だ。
 子どもは親の後を単に付いてくるものとは思わず、同じ行程をとる仲間だと思おう。
 なるべく子どもの行きたい道を選び、子どもにも計画を立てさせよう。
 山は子どもの自立を助ける壮大な舞台となる。

 
 子連れ登山の場合、浅い山、つまりすぐに下山できるコースを選ぶとよい。
 3歳までならば、せいぜい高尾山中だろう。
 それも稲荷山尾根や6号路は敬遠し、1号路かせいぜい4号路あたりを歩くのが無難だろう。
 霞台まで行けば、あとはぐずってもケーブルかリフトを使えば良い。
 
 4歳以上で体力に自信があれば、陣馬高尾に挑戦するのもいいだろう。
 ロングコースだが、エスケープルートが豊富で、万一の際も対応が可能である。
 親の趣味に合わせて北高尾や南高尾へ連れて行くのはやめたい。
 
 山歩きのバッグはリュックサックが鉄則と前に述べたが、子連れの時は、そうはいかない。
 おんぶをする時、ザックは致命的だ。
 また必要なものを取り出す時にやたら時間がかかる。
 子どもと歩くと、おもちゃや食べ物や飲み物など、物を取り出す機会がやたらと多い。
 リュックサックを手で持ったり、片方の肩だけにかけるのなら、思い切って手提げバッグの方が便利で安全なことも多い。
 但し、手提げバッグは物の出し入れがスムーズにできるよう、余裕のある大きさのものにすること。
 両手が埋まるので、2つ以上は持たないようにすることだ。

 この先の目的を言って、子どもを歩く気にさせる手もある。
たとえば、
 各茶屋・・・「かき氷、食べようね」
 霞台・・・「お猿さんがいるよ」
 4号路・・・「吊り橋があるよ」
 6号路・・・「川があるよ」
 相模湖・・・「お船に乗ろうね」
 陣馬山・・・「お馬さんがいるよ」
 この中で、陣馬山の言い分は子どもをだますことになるので、高尾評論では責任持てない。

 子どもとの山歩きで思うようにならないのは、子どもだけで先にどんどん進んでしまうことだ。
 特に下りなど、すごい勢いでひょいひょい行ってしまうので、親はハラハラするだろう。
追いつこうと思っても、親はそこまで速く歩けない。
 結局、
「よく下を見て歩きなさい」
 などと後ろから怒鳴ることになる。
 確かに子どもは足元など見ていない。
 短い足を使って大人よりも速いスピードで下っていくのだから、1秒間に4、5歩を出しているわけだ。
 いちいち足元を確認し、問題なければその位置に足を置くことなど、意識しているはずがない。
 だが、怒鳴られている子どもの歩き方は、実に美しい。前傾姿勢を保ちながら、手をごく自然に振り、バランスをうまく取っている。
 足元など見なくても、足先に繊細なセンサーを働かせ、無理なく着地しているのだ。
 その点、危ないと怒鳴っている親たちの歩き方は心もとない。
子どもに追いつかなくてはならないと焦るほど、へっぴり腰になっている。
肩には思い切り力が入り、腕はガチガチに固まったままだ。
そして予想どおり、滑って尻もちをつく。

「ママー、どうしたの?」
 何か気配を感じた子どもが振り向こうとすると、親は転んだ姿を見られたくないので、
「いいから前見て歩いていなさい」
 などと言ってごまかす。
 子どもがどんどん歩くのは心配なのは分かる。
 事故を起こす確率もゼロではないだろう。
 しかしこういうことをする子どもは、山ではなくても、親のいないところでこの程度の危険は冒しているものだ。
 親の言うように、一歩ずつ足元を確認しながら降りたら、その子は山は怖いところだという感覚が植え付けられ、親のように体が硬直して、却って危ない目に合う可能性は高くなる。

 それから親にとって困るのは、子どもだけでどんどん進むことで、迷子になるのではないかと言うことだ。
「先に行くんじゃない」
ではなく、
「100数えたら止ろうね」
など、やさしい言葉が掛けられないだろうか。
posted by 高尾評論 at 10:44| 東京 ☔| Comment(0) | 子どもの高尾デビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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