2012年11月22日

健脚高尾的鎌倉混雑対応

 高尾の紅葉が一段落したら、次は鎌倉だろう。
 鎌倉も高尾に負けず、観光客でごった返す。

マイカー
  鎌倉は高尾と同様、マイカーが最も向かない観光地だ。
  確かに、パーク&ライドとして、由比ヶ浜、稲村ケ崎、七里ヶ浜、江の島に駐車場があり、ここから江ノ電かバスを利用する手はある。
  しかし、この駐車場まで行くのが大変だ。
  特に、高速をなるべく使おうとすると、横横道路を朝比奈ICで降りるが、鶴岡八幡、鎌倉駅前という渋滞のメッカを通る。
  ただでさえ狭い鎌倉の通りに観光客の車が入ると、地元民の車はもちろん、バスまでも動かなくなる。

江ノ電
  鎌倉の風景の一部となっており、テレビの旅番組でも鎌倉が出れば必ず江ノ電も出てくる。
  ツアーによっては、わざわざ江ノ電に乗るコースもあるほどだ。

  長谷寺や大仏に行くには、鎌倉駅から長谷駅まで江ノ電に乗り、長谷駅から歩く人が大部分だろう。
  しかし、土日の晴れた日に行くのなら、江ノ電に乗るよりも、鎌倉駅から全部歩きをしてしまった方が早いことが多い。
  土日の江ノ電の混雑は相当なもので、電車を1本乗り過ごすことも少なくない。
  単線だから、12分間隔を増やすことはできないし、遅れが出ると雪だるま式に広がる。
  シートのレイアウトは横向きなので、せっかく座っても景色は良く見えない。
  もともと、神社仏閣がある鎌倉から極楽寺社までは、海が見えないし、名物の道路との併用軌道を通ることもない。

  但し、御霊神社のすぐ脇や長谷寺の上から見る江ノ電は、なかなか絵になる。
  土日の日中の寺社社巡りでは、江ノ電は、乗る電車よりも見る電車だろう。
  江ノ電に乗るのなら、混むこと覚悟なら冬の日没前後の稲村ケ崎、腰越間か、ガラガラになる日曜日の終電近くがお勧めだ。

バス
  申し訳ないが、高尾評論は、鎌倉市内の路線バスに乗ったことはほどんどない。
  だから確かな事は言えないが、高尾評論の歩きと競争して、歩きが勝つことはよくある。
  路線バスのストレスは、バスに乗って動かないことだけでない。
  バス停で待っていても、いつ来るか保証がない訳だ。
  だから、もし路線バスに乗るのなら、始発から乗るか、本数が多い路線を選ぶべきだろう。
  鎌倉市内のバスがこうなるのは、路線バスが悪いわけではなく、不要不急で体力が余っている観光客がマイカーで来すぎるからだ。

  それでもバス派の人ならば、開き直って定期観光バスに乗ってはいかがだろうか。
  定期バスよりも一桁高い運賃が必要となるが、アットホームな雰囲気と、目的地を見た後、暖房が入ったバスの車内が待っている。
  もっともこのブログを読む人で、定期バスを利用する人はごく僅かだろう。

自転車 
  このような観光地だと、安易にレンタサイクルを思いつく人が結構いるようだ。
  鎌倉には、自転車専用道がない。
  海岸通りは別として、歩道もほとんどないし、あっても貧弱だ。
  主な神社仏閣へ行く道など、歩道から車道まで人があふれている。
  その間を自転車が走るのだから、よほどの度胸が必要となる。
  また、鎌倉の中心街から北鎌倉地区へは、勾配が急な峠越えがあり、変速機付でないと厳しい。

  それでも自転車に乗るのなら、最低限、暖かい手袋を用意し、ズボンの裾が引っかからないようにしよう。
  それから、タイヤに空気が入っていることを確認しよう。

  もし高尾評論が鎌倉で自転車に乗るとしたら、神社仏閣は全てあきらめ、海岸通りを潮風に浴びながら逗子や茅ヶ崎まで走る。

人力車
  鎌倉巡りには一番いいのではないか。
  外見が申し分ないお兄さんが、車道や裏道を疾走する。
  目的地での解説も面白く、高尾評論はお兄さんの隣で聞き耳を立てている。
  裏道もなかなか渋い所を選んでいて、高尾評論はその後を付けていって、結構得をしている。

 全部歩きこそ、鎌倉観光の神髄
 鎌倉の主な神社仏閣は、5q四方にほぼ収まる。
 その中で、いつ来るか分からない乗り物を待ち、ほんの少しの区間を乗るくらいなら、全部歩いてしまうのが、時間的、経済的、精神的に一番得な感じがする。
 移動手段を乗り物ではなく、すべて自分の足に任せるのだ。
 日頃高尾で鍛えた足腰なら、鎌倉観光でも使える。
 しかも山の中と違い、疲れたら途中でいくらでもリタイヤでき、江ノ電やバスを使って帰ればよい。
 山歩きが好きな人は、小町通りや若宮大路の混雑は耐えられない人が多いだろう。
 だから、山歩きに近いハイキングコースを駆使し、鎌倉を一周することにしよう。


3つの代表的ハイキングコースを駆使し、鎌倉市内を一周
 起点、終点はJR北鎌倉駅とする。
 これが電車賃も一番安く済むだろう。
 電車の本数は、横須賀線、湘南新宿ライン合わせて10分弱に1本の割合だから、高尾山口発着よりやや多い。
 コースは鎌倉駅を中心として、右回りに1周する。
 天園、祇園山、大仏の3ハイキングコースを通り、祇園山と大仏との間は材木座海岸と由比ヶ浜の砂浜を歩く。
 3つのハイキングコースは、インターネットでもたくさん紹介されている。

天園ハイキングコース 
  北鎌倉の臨時改札口を出るとすぐに円覚寺だ。
  東慶寺や浄智寺も近いが、この2寺は帰りに寄ったほうが効率的だ。

  天園ハイキングコースは、普通、建長寺の半蔵坊から入るが、これだと県道21号線の踏切から建長寺入り口までが大変な混雑にぶつかる。
  歩行者は歩道から車道へはみ出し、危険この上ない。

  だから、踏切手前から明月院に方向に曲がり、明月院を右に見ながら車道を進む。
  車道右にハイキングコースの表示が出たら、そこを右に入りかなり急な車道を登り、ハイキングコースに入る。
  まもなく行くと、勝上けん展望台だ。
  真下には建長寺が見える。
  建長寺へは展望台からの道を半蔵坊を経由して下ればよい。
  仏殿、法堂、方丈などがある建長寺中心部は、ほぼ標高差100mほど下がるが、既に体が温まっているので、往復してもそれほど疲れないだろう。
  なお、半蔵坊からは勝手口を通ることになり、入場料300円は徴収されないので、正門で支払うか、賽銭で代替することにしよう。

  勝上けん展望台からさらに進むと鎌倉市最高峰の大平山を経て、天園に着く。
  天園から獅子舞を経由し、覚園寺、鎌倉宮まで行く事もできる。
  紅葉が見事だが、谷沿いの道は足場が悪いことがある。
  ゴルフ場を道なりに進み、貝吹地蔵を過ぎ、瑞泉寺の上で道は二股に分かれる。
  天園ハイキングコースは右の瑞泉寺で終わる。
  もし瑞泉寺、荏柄天神社、鎌倉宮などに行くのならここを下ればいいのだが、十二所、朝比奈切通、浄妙寺、報告寺、杉本寺に行くのなら、左の細い道を行く。
  人通りの少ない道で少し心配になるが、程なく明王院の前に出る。

  後は金沢街道沿いを寺社を巡りながら歩く。
  鶴岡八幡宮は寄り道になるが、そう遠くはない。

祇園山ハイキングコース
  若宮大路の向かって左の通りで、宝戒寺を左に見て、東勝寺跡を過ぎて、祇園山ハイキングコースに入る。
  妙本寺の道を分け、あっけなく八雲神社に出る。
  
  これで前半戦は終了だ。
  ここで寺社巡りを打ち切るのなら、鎌倉駅は近い。

  妙法寺、安国論寺、長勝寺、光明寺などを巡りながら、海岸線に出る。


 材木座海岸、由比ヶ浜
  せっかく湘南まで来たのだ。
  砂浜も歩こうではないか。
  まずは材木座海岸だ。
  続いて由比ヶ浜まで行きたいが、滑川の河口では、一旦国道134号線に戻る必要がある。
  由比ヶ浜を適当に歩き、国道134号線を跨ぐ。


 大仏ハイキングコース
  成就院、極楽寺に寄った場合、極楽寺からさらに車道を登りつめると、長谷配水池横に出る。
  少し藪が深い時もあるが、すぐに大仏トンネルの上を通り、大仏ハイキングコースに合流する。

  長谷寺、光則寺、長谷大仏を通る一般コースなら、大仏から県道32号線を藤沢方面に進み、トンネルの手前を右に入る。
  佐助稲荷、銭洗弁天は、ハイキングコースからかなり下ることになるが、この2社は鎌倉駅から歩いても不便な所にある。
  わざわざ寄る価値は十分ある。

  葛原岡神社は、3ハイキングコースの中で唯一、コース内にある寺社だ。
  ここを出ると一気に下り、浄智寺の脇を通って県道21号線に出る。
  北鎌倉駅の前に、東慶寺もある。


まとめ
  このコースを全部歩くと、高尾山口から陣馬高尾縦走路を通って陣馬高原下へ行くよりも、距離が出る。
  さらに神社仏閣に寄る時間を考慮すると、1日では回りきれない可能性がある。
  しかし、そこは鎌倉の強みで、適当なところで中断し、次の機会に残りを歩くことはいくらでも可能だ。
  
  紹介した3コースは、たかが鎌倉と侮れない。
  大仏コースの一部を除き、」いずれも山道で、高尾のメインコースよりも荒れている。
  粘土質の道は滑りやすいし、人によっては木の根を掴みながら上り下りすることもある。
  その点では、高尾へ行くのと同じ格好で臨んだ方がいい。
  ただ、寺の方丈へ上がる時など、ハイカットの靴では脱いだり履いたりするのが大変かもしれない。

  このコースで回りきれなかったのは、主に鎌倉駅北部の海蔵寺、英勝寺、寿福寺、妙伝寺、浄光明寺などだ。
  立ち寄るか寄らないかは別として、このコースを一周すれば、主な神社仏閣の8割は網羅することになる。





posted by 高尾評論 at 18:47| 東京 ☀| Comment(0) | 高尾以外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月20日

紅葉最盛期の混雑

 11月18日の日曜日は、今年1番の混雑だったようだ。
 紅葉は最盛期に入ったし、朝は雲ひとつなかったし、しかも前日は雨だったので、どっと繰り出した。

 高尾は混む。
 むしろ「混まなきゃ高尾じゃない」というのが正解だろう。

 ベテランの山やを自認する人の中には、渋滞の高尾山に行く人を軽蔑するかもしれない。
 しかし、高尾に限らず、名の知れた山のシーズン中は、結構混むものだ。

 丹沢表尾根行者岳、北アルプスでは奥穂高山荘の少し先、槍の穂先、唐松五竜間の牛首、中央アルプス宝剣岳など、鎖場では渋滞がよく起こる。
 ロープウエイでもアルペンルートや中央アルプス千畳敷は2時間待ちになるし、南アルプス広河原に行くシャトルバスは長距離だがすごい混雑となる。


 以下、11月18日の午前のみだが混雑状況をレポートする。
 今度の3連休に出掛ける人の参考になれば幸いだ。

高尾山口 7:35
  京王線は真ん中から後ろが少し立つ程度。
  駐車場は駅前、薬王院祈祷殿とも、ほんの少し余裕あり。

清滝駅 7:50
  ケーブルは7:30から運転
  既に20分待ち
  リフトは8:15から運転

稲荷山尾根 7:50〜8:30
  前後を見回すと、10グループくらいが歩いている程度。
  グループ間の平均距離は10m程度。
  追い越しもスムーズにできる。
  早くも下りの人と20人前後すれ違う。
  途中から垣間見る圏央道高尾山ICは渋滞なし。

高尾山から小仏城山 8:30〜9:05 
  前後を見渡すと、常に人がいる程度
  紅葉台 休んでいる人は20人
  一丁平トイレ前 休んでいる人は20人
  一丁平展望台 景色を見ている人は10人

小仏城山 9:05〜9:20 
  ベンチは1/3埋まる
  休んでいる人は30人
  新しいトイレもがらがら

小仏城山から高尾山 9:20〜9:50
  すれ違ったのは200人
  まだ混んでいる感じはしない

高尾山頂 9:50〜9:55
  富士山展望台上下2段にそれぞれ50人立っている。
  ベンチは満席
  地べたに200人が座っている。
  直下の豪華トイレは男女とも空き有

高尾山頂から1号路を薬王院まで 9:55〜10:05
  登りは切れ目なし。
  奥の院直下の階段で登りの渋滞発生。
  願叶輪潜は意外と空いていて30人。
  本社、本殿のお参りもスムーズにできる。
  お札等の売店も待ちなし。

薬王院から霞台まで 10:05〜10:20
  女坂を除き、登りは牛歩状態
  ただ、道が広いので登りの渋滞なし
  浄心門では道選びに迷っている人がいて、みないったん止まる。
  霞台関東平野展望台の最前列に行くには、かなり待つ。

霞台から1号路を高尾山口 10:20〜10:40
  ケーブル、リフト駅を過ぎても登る人の数は減らない。
  5列から7列くらいになって登ってくる。
  登りの人は道一杯に広がって来るので、下りの人は体を横にして何度も止まらなくてはならない。
  金毘羅展望台は意外な混雑。100人以上
  清滝の待ち時間はケーブル、リフトとも80分。
  清滝から高尾山口駅までは、常に横一杯に広がってくるため、端を強引に歩かないと進めない。

高尾山口から高尾(京王線) 10:50〜10:55
  高尾山口行き下り電車は、一番前は少し空席有
  しかし、真ん中から少し後ろに掛けては高尾駅でドアが閉まりにくいほどの混雑。
  車両により、混雑の差が激しい。

  甲州街道は、高尾駅から高尾山口までは少なくともすべて渋滞
  高尾山口に着いても駐車場に入れる車はごく僅かだろう。
  あぶれた車は、浅川トンネルを抜けて高尾駅付近に戻ることになる。

 
 高尾評論は午前中で帰ってしまったが、比較的信頼できる筋からその後の状況を聞いた結果は以下の通り。
・9時には高尾駅から先の甲州街道は渋滞発生。
・10時半には高尾山頂直下の豪華トイレで、男子の方も待ちが出た。
・11時に清滝駅出発し、稲荷山尾根を人の流れに沿って歩いた結果、高尾山頂までの所要時間は1時間40分。
・16時高尾山口発の京王線は、一番前は席に空きあり。真ん中はすごい混雑。



 11月23日〜25日の3連休のうち、最も天気がいい日が今年の最混雑日と予想される。
 
 登山道の渋滞が気にならなければ、1号路を通ればよい。
 いつもよりも紅葉をじっくり見ることができる。

 もし渋滞がいやならば、8時前に高尾山口を出発すればよい。
 それが不可能なら、1〜6号路、稲荷山尾根、高尾山口清滝間、高尾山頂紅葉台間のコースを除いて歩けばよい。
 陣馬高尾縦走路でも紅葉台の奥は混むことは混むが、渋滞まではいかないだろう。
 高尾山中なら、金毘羅尾根、蛇滝、日影沢など、静かな道はたくさんある。
 東高尾縦走路も、高尾山口からいきなり入れる静かな道だ。


 11月18日は、風はやや強かったが、スカイツリーや江の島もはっきり見えたし、富士山も午後2時くらいまで隠れなかった。


 もし初めて高尾を訪れた皆さんの中で、
 「渋滞以外、高尾が気に入った」
 という人がいたら、ぜひ12月以降も来てほしい。

 ダイヤモンド富士が見える冬至前後と初詣以外は、紅葉時とは見違えるほど空いている。
 防寒具に身を包みながら南アルプスまで見る冬は、高尾評論が一番お勧めする季節だ。













posted by 高尾評論 at 20:20| 東京 ☀| Comment(0) | 紅葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月13日

高尾の紅葉

1号路
‐紅葉を観るという点では、お勧めルート‐
 あまりにも常識的過ぎるが、高尾の紅葉でお勧めなのは、やはり1号路になる。
 まず、紅葉する木が多い。
 それから、道が広いため、紅葉を見上げながら歩いても安心だ。
 金毘羅展望台から高尾山頂までは、尾根道になっていて、日当たりがいい。
 紅葉が映えるのは、日光に当たっている場所だ。
 1号路は天気が良ければ、ほぼ1日中、日が差し込んでいる。
 薬王院の各施設もほとんどは南側を向いているので紅葉を見るにはいい。
 神社仏閣には紅葉が似合う。
 高尾山口駅からケーブル清滝駅までと、ケーブル高尾山駅から高尾山頂までは、天気が良ければ、土日は牛歩状態になることは間違いない。
 特に、道が狭くなる薬王院から高尾山頂は、大渋滞になる可能性がある。

ケーブル、リフト
‐これも紅葉を観るという点ではお勧め‐

 ケーブル、リフトの沿線も、モミジを初めとして紅葉が賑やかだ。
 沿線のモミジの数はケーブルの方が多い。
 というよりも、モミジのトンネルを抜けていく感じだ。
 しかし、ケーブルだと一番前か一番後ろを陣取らない限り、左右どちらかの景色しか見えない。
 すし詰めの車内で、通路のど真ん中で身動きができなければ、背の低い人など、どこも見られない悲劇も起こりうる。
 ゆっくり紅葉を堪能したければ、多少待ち時間が増えても、リフトの方がいいだろう。

 なお、ケーブル、リフトとも、東側斜面に架かっているので、紅葉は午前中が映えることになる。
 午後の下りは午前の登りよりも待ち時間が増えるし、太陽も陰ってしまう。

高尾山中の他のルート‐1号路よりも渋滞するかも‐
 稲荷山尾根 
 稲荷山尾根は尾根道だから日当たりはいい。
 東向きのため、午前中の方がいいだろう。
 ただ、1号路に次ぐ人気コースであり、道幅は1号路よりもずっと狭いため、すれ違いに気を使いそうだ。
 特に、6号路分岐と5号路交差点との間は、極端に道が狭く、渋滞がよく起こる所だ。
 場合によっては、1号路よりも時間がかかる可能性がある。

 6号路
 6号路は谷間になるが、東向きに口が開いているため、午前中なら日が差すこともある。
 歩き始めのケーブル路線に並行した道の右側は、一面モミジだ。
 撮り鉄がケーブルカーを狙っているが、ケーブルなしでも写真を撮りたくなる場所だ。
 琵琶滝より上は、11月中は登り専用になるので、すれ違いのストレスはない。
 下りには使えないので、高尾山口方面に歩いて帰るのなら、1号路、稲荷山尾根、霞台から病院前コースを使うことになる。

 4号路 
 4号路も吊り橋前後を始め、渋滞が予想される。
 北側斜面のため、日が当たる場所は少ない。

 3号路 
 3号路は広葉樹が多いが、特に浄心門側の道幅が狭いので要注意だ。
 すれ違う際、譲る方は山側に寄って、ザックを後ろ側にして待ちたい。

0号路と病院前コース
‐最混雑時の最短ルート‐
0号路
 薬王院で身動きがとれないくらい混んでいたら、思い切って0号路を通る方法もある。
 薬王院の護摩受付所を過ぎたら、本殿への階段を登らず、客殿、有斐閣のすぐ左の細い道を通る。
 すぐに車道と合流し、道なりに行けば高尾山頂まで繋がる。
 
 逆に高尾山頂から下る場合は、直下の豪華トイレを3号路に下る。
 途中で3号路は車道から外れるが、0号路はどこまでも車道を行く。
 そのままで薬王院に到着する。

 基本的に車道であり、味気ないと言えば味気ないが、紅葉もまあまあいいし、混雑からは解放される。

 病院前コース
 6号路を歩き、妙音橋で6号路を分かれてもさらに舗装された道を登っていく。
 高尾病院の前を通り、駐車場の先で、やっと土の道になる。
 登山道は急だが、その分距離が短く、ひと汗かく頃には浄心門に着く。
 下りは入り口に「上級者用」と書いてあるが、たいしたことはない。
 傾斜が急な割には足元がしっかりしていて、歩き方が悪くない限り、滑ることはない。
 0号路とともに、穴場的なコースだ。

 最混雑時には、この0号路と病院前コースの組み合わせが、高尾山口と高尾山頂との間の時間的最短コースになるのではないか。

紅葉台、金毘羅展望台
‐紅葉のお勧めスポット‐

 紅葉台は、高尾山頂から陣馬高尾縦走路を行ったところにある。
 高尾山頂から一旦階段を下り、少し登り返したところで、足が速い人なら高尾山頂から10分もかからない。
 その名の通り、モミジに囲まれた場所で、富士山の眺めもいい。
 但し、ここもシーズン中は高尾山頂ほどでないが、ベンチに座れないくらい混む。

 空いていて、なおかつ富士山が良く見えるところなら、陣馬高尾縦走路をどんどん進めばいい。
 ただ、陣馬高尾縦走路は、人工林もかなりあり、紅葉が高尾山中よりも優れているかは疑問だ。

金比羅展望台 
 金比羅展望台は、1号路の清滝と霞台の間から少しわき道にそれたところにある。
 ここを経由しても、1号路本道を歩くのとほとんど変わらないので、ケーブル、リフトを使わずに1号路を歩く場合は、ぜひ寄ってほしい。
 金毘羅展望台自体の紅葉は、特筆すべきものではない。
 ここから眺める八王子市街の紅葉が見ものだ。
 国道20号線である甲州街道のイチョウの街路樹が、銀色の帯となって輝く。
 見ごろは、高尾山中の紅葉が終わってから、12月上旬になるはずだ。
 もちろん、甲州街道沿いで見るのもいいが、この風景は山の上からならではのものだ。


午後の高尾山以北の下山ルート 
 高尾山中の道は、東向き斜面が多いため、どうしても見ごろは午前中になる。
 高尾山頂から陣馬高尾縦走路を遠征し、西日を浴びながら紅葉を眺めるルートはどこがいいだろうか。

小仏城山から相模湖駅
 小仏城山からの下山路は、西向きとなる。
 基本的には尾根筋を下るルートで、広葉樹が夕日に照らされる。
 国道20号線の千木良までは割とすぐに出られるが、ここでバスに乗ってはもったいない。
 できれば弁天橋を渡るルートをとることにしよう。
 国道20号線を横切り、一旦住宅街を通るが、すぐに相模川に向けて下りとなる。
 相模川を渡る弁天橋の辺の紅葉は、山の上とは違った風情がある。

陣馬山から一の尾根
 この道は南西方向に下ることになり、やはり夕日を浴びながら歩く。
 一部にアップダウンがあるが、終始穏やかな勾配が続く。
 後半の山村風景も晩秋の雰囲気を盛り立てる。
 一日の山行の終わりを味わうにはとっておきのルートだ。


日没は4時半、お昼は11時半 
 11月の連休中日の24日(土)は、東京の日没は午後4時30分ちょうどだ。
 これは、真冬である1月や2月よりもずっと早い時刻だ。
 高尾に来る人はさまざまで、山に登る意識も少ない人もかなりいることは確かだ。
 高尾評論が、危機感の欠落を一番感じるのは、日没近くになっても平気で登ってくる人があまりにも多いことだ。
 懐中電灯がなく、真っ暗な道をまともに歩けると思っているのだろうか。
 これからの時期、昼間はそれなりに暖かくても、夜になるとぐっと気温が下がるのが分かっているのだろうか。

 稲荷山尾根を下るのなら、普通の人で、午後3時までに高尾山頂を出発したい。
 11月のケーブルカーの最終は、土日が18時、平日が17時45分だが、その時間にはすっかり日が暮れ、かなり冷え込む。
 
 ついでに言うと、11月24日の南中時刻は11時30分ちょうどだ。
 街中の生活だと、昼食や昼休みは12時過ぎの事が多く、休日は更に遅くなる傾向があるが、東日本にある高尾の太陽は、それに合わせてくれない。
 長距離を歩くのなら、11時半には山行の半分をこなすようにしておきたい。




















posted by 高尾評論 at 20:34| 東京 ☀| Comment(0) | 紅葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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