2012年10月23日

秋の混雑

 高尾山が混んできた。
 これからの週末は、天気が良ければ、毎週混雑が激しくなり、下旬の3連休にピークとなるはずだ。

 3連休を過ぎると、急に客足が途絶える。
 次に高尾が賑わうのはダイヤモンド富士が見える冬至前後と初詣の時期だが、場所は限られている。

 アクセス

 圏央道高尾山インターの開通により、マイカー組がどれだけ増えるのか懸念されたが、今のところ、高尾山口の駐車場の混雑は少し増えたくらいだろう。
 とは言え、8時くらいに到着したのでは、薬王院祈祷殿駐車場、高尾山口駅前駐車場とも満車となっている可能性がある。
 高尾は日本の数ある山の中で、最もマイカーが似合わない山であることは間違いない。

 京王線は絶対的に利用者が多いのだが、キャパがそれ以上あるため、積み残しはおろか、すし詰めになることもないだろう。
 新宿‐高尾山口直通、北野乗り換えがそれぞれ20分間隔、合計10分間隔で出ているが、
直通のほうでも始発駅を10分前に並べば、まず座れるだろう。
 空いている車両は、行き、帰りとも先頭車両だ。

 中央線の高尾以西の普通電車は、本数が限られているので、タイミングが悪いと、すし詰め状態になる可能性がある。
 しかし、相模湖か藤野までのわずかな区間だ。

 バスは以前よりも臨時バスを増やしているようだ。
 山歩き以上に体力が消耗すると言われた陣馬高原下発のバスも、基本的には全員座れるように車両を手配している。
 但し、車両数には限度があり、ピークシーズンにも当てはまるかどうかは分からない。

 陣馬高原下の路線は、先日、土休日ダイヤを白紙改正した。
 高尾駅北口発は、6時55分、7時35分、8時15分、8時55分、9時以降は毎時34分発になる。
 陣馬高原下発は毎時25分発、最終は20時25分だ。

 西東京バスと言えば、高尾駅北口から八王子城跡までの路線が新設された。
 土休日のみ、1時間に1本の運行だが、北高尾山稜のアプローチが飛躍的に良くなる。



 トイレ

 高尾山口周辺のトイレは相変わらずひどい混雑だ。
 電車組は、その前の駅で用を足したほうがいい。

 高尾山頂直下に新築された豪華トイレは、54座もあるため、今のところ、混雑しているのを見たことはない。
 2階部分の女子用トイレは混雑している時だけ開放する。

 高尾山口でまだ我慢できるようなら、この豪華トイレまで頑張るか、リフト山上駅のトイレを使うようにしたい。
 比較的遅い時間帯なら、電車組でも、満車になった駐車場のトイレを使う手もある。

 小仏城山のトイレも一新され、とても清潔になった。
 ただ、キャパが限られているため、ピークシーズンにはかなり並ぶことも予想される。


 登山道

 おそらくこれからのシーズンも、1号路、4号路、6号路、稲荷山尾根は渋滞するだろう。
 特に、1号路の薬王院の上と、稲荷山尾根の6号路合流地点より上は、狭くなることで渋滞する。
 4号路吊り橋手前は写真渋滞が起きる。
 6号路は片側が崖になったところで、ビビッて止まる人がいると、次々と渋滞が起きる。

 渋滞がいやなら、朝早くこの地区を通過するか、別の道を歩くしかない。

 守屋氏作成の「詳細登山図」の普及に伴い、高尾のマイナールートを歩く人が増えている。
 せっかくのトップシーズンだ。
 普段、人通りの少ない山道を歩くのは心細くていやだという人も、この時期ならそれなりに人が通っている。
 この機会に、北高尾山稜、南高尾山稜などのマイナールートに挑戦するのもいいだろう。
 高尾評論は、守屋氏と個人的関係はないのだが、マイナールートを歩くのなら、「詳細登山図」は、ぜひ持ち歩きたい。


 ケーブル、リフト

 今まで見た範囲では、ケーブル、リフトの利用者の増加率は、登山者全体の増加率ほどにはなっていないようだ。

 それでも、下りの混雑は激しい。
 理由は何度も述べているが、下り客の絶対数が多い上に、狭い時間帯に集中するからだ。
 もし登りが混んでいたのなら、下りはもっと混むと思って行動をしよう。

 下りは整理券を発行しているが、日が陰って来る夕方、寒いところで待つのはつらい。


 パワースポット

 願叶輪潜は相変わらず混雑しているが、六根清浄のぐるぐる回す奴はいろいろな場所にできたため、以前よりは分散するようになった。

 薬王院本堂、本社は、参拝客は多いが、一度にたくさん参拝できるので、少し待つ程度だろう。
 奥の院や麓の不動院、6号沿いの琵琶滝は、ほとんど待ち時間はない。

 どちらかと言うと、全体的に午後の方が空いている。

 但し、初詣の時は、どこも混雑を覚悟しておくこと。


 昼食 
 
 トイレは飛躍的に改良された高尾山中だが、休憩する場所は本当に少ない。

 トップシーズンに持参の弁当をゆっくり食べたければ、高尾山中を外すしかない。
 バーナーを使って調理しようとすると、場所は更に限られる。

 高尾山口、高尾山中、陣馬高尾縦走路ともに、店の数は多い。

 高尾山口周辺は、蕎麦を中心とした飲食店がほとんどだ。
 シーズン中、並ぶのがいやならば、開店と同時に入ることを勧める。
 となると、かなり早朝から歩きだしてすぐに下山して昼食にするか、昼食を食べてから山に登るか、どちらかになり、行動範囲は著しく制限される。
 早めに店じまいするところが多く、下山後、打ち上げをしようと思うと、店はほとんど開いていない。

 高尾山中、霞台から高尾山頂までの店は、どちらかと言えば店頭売りが主だ。
 もちろん店内で食べることもできるが、食べながら歩くケースの方が多いだろう。
 人気商品は、それなりに行列ができる。

 陣馬高尾縦走路上にある、紅葉台、小仏城山、景信山、明王峠、陣馬山には、それぞれ茶屋がある。
 山小屋と違い、人が常駐しているわけではなく、店の人は毎日麓から登って営業している。
 だから、営業日は、土日が中心であり、それもシーズンオフや悪天候の場合は、開いているとは限らない。
 うどん、蕎麦、おでん、山菜天ぷら、夏ならかき氷など売っている。
 いすれも注文をとってから、できたら呼ばれる方式をとっているので、並ぶ必要はない。
 また、飲料水も売っているので、持っている水がなくなった人は買えば良い。
 ペットボトル1本が200円から250円だが、標準的な山小屋の500円に比べると安い部類だろう。
posted by 高尾評論 at 19:26| 東京 ☔| Comment(0) | 混雑対応 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月02日

パーフェクトスタンプ

 今月から京王の高尾陣馬スタンプハイクが始まった。
 毎年、春と秋のシーズンに行われているのだ。
 ただでさえ客の多いこの時期に、さらに混むようなことを何でわざわざやるのだろう。
 どうせなら、オフシーズンの夏とか冬にやればいいと思うが。

 この催しは今回で83回になる。
 42年も前に始まった、由緒ある催しだ。
 当時はこのスタンプハイクで何とかハイキング客を呼んだのだろう。

 その後、マイナーチェンジを何度も行い、現在に至っている。
 今回は、スタンプ5個の「スタンプクイズコース」、7個の「エキスパートコース」、そして11個の「パーフェクトコース」の3つだ。

 全スタンプを集めるパーフェクトコースは、その内容と景品の中身が合っていない気がする。
 京王電鉄の高尾山口までの50回回数券とか、京王グループの西東京バスのシーズンパスポートとか、山好きが欲しくなる景品にできないものだろうか。

 まあ、そんなことはどうでもいい。
 景品よりも、スタンプを全部揃えたという達成感と名誉が何よりも大切なのだ。

 だが、11個のスタンプをすべて押せれば健脚と呼べるかと言えばそうではない。
 パーフェクトコースでも、何回にも分けてスタンプを押せば、それで通用してしまう。

 だから、たった1回の山歩きで11個のスタンプを押すことが、真の健脚者の証拠だ。

 1日でパーフェクトコースを回る攻略法

 陣馬山から高尾山に向かうのが順当だろう。

 京王線に乗ってきた人なら、京王高尾駅構内、改札口の少し手前にあるスタンプでポン。

 高尾山口のスタンプも同じものだが、混雑を考えると、ここ高尾駅で押した方がいい。
 中央線に乗ってきた人は、このスタンプが最後になるか、高尾山口で押すことにある。

 バスに乗り、陣馬高原下で降りたらポン。

 陣馬山でポン。

 景信山でポン。

 小仏城山でポン。

 ここまでは常識通りこなせばよい。

 問題は、「城山下売店」という場所だ。
 小仏城山から相模湖方面に、急坂を下りきったところにある。
 高尾山中とも陣馬高尾縦走路とも離れたところに、ぽつんとある。
 しかもここは、神奈中バスという小田急系の領域でだ。
 何で京王がこんな場所にスタンプを出すのか、高尾七不思議のひとつだ。

 それはともかく、日帰りパーフェクトを狙う者にとっては、一番の頭痛の種だろう。

 この攻略法は、素直に、小仏城山から標高差400m近くを往復するのが一番効率的だ。

 同じ道は2度と通らないという美学の持ち主なら、手前の小仏峠から五街道時代の甲州道中を相模湖側へ下り、五本松旅館の先で国道20号線を登り、千木良バス停から少し登って城山下売店に行く手がある。
 しかしこれは小仏城山往復に比べ、時間がかかるし、車道もかなり歩くことになる。

 城山下売店でポン。

 その次は、小仏城山まで登り、高尾山頂でポン。

 1号路を下って、薬王院でポン。

 更に1号路を下り、ケーブル高尾山駅でポン。

 リフト山上駅も同じスタンプなので、ここまでは行かない。

 この先もワザが必要で、一三丁目茶屋の前から2号路をほんの少しくだり、すぐに病院前、琵琶滝に行くコースを下る。
 次の分岐点で、病院ではなく、琵琶滝へ行く道をとる。

 琵琶滝でポン。

 6号路を下り、ケーブル清滝駅でポン。

 京王線組は、ここで終了。

 中央線組は、高尾山口駅か高尾駅でポン。

 で終了。

 
 特に高尾山中では、スタンプを押すために長蛇の列ができることもあり、並ぶ時間も考慮しておくこと。
 本当に混んでいる日は、朝方に高尾山中を回り、その後陣馬方面に抜けたほうが全体としては早いかもしれない。

 これが一番重要な事だが、パーフェクトコース用の、陣馬高原下、陣馬山、景信山、小仏城山、城山下売店の5か所は、土日祝日のみスタンプがある。


 さて、1日でパーフェクトコースを回った証拠を主催者当局に誇示したい場合はどうするか。

 今度の10月6日が、最初の土日祝日となる。
 この日のうちに、11個スタンプを実現し、京王エージェンシーに送る際に、当日の消印をもらうことだ。

 高尾山口16時48分発の電車に乗れば、新宿に17時45分に着く。
 京王線の新宿駅から新宿郵便局までは5分くらいだろう。
 これだと「24.10.6.12-18」つまり12時から18時まで間に出したという消印が押される。

 なお、京王エージェンシーの会社は土日祝日休みだから、速達で出す意味はない。

 健闘を祈る。


スタンプ設置場所の提案 

せっかく、大人気となったスタンプハイクだ。
 この際、もっとスタンプ設置個所を増やしたらどうだろう。
 スタンプを置くためには近くの店の協力が不可欠だから、土日祝日だけになるのはやむを得ない。

 何度も高尾へ行っている人でも、意外と歩いていない山域がある。
 スタンプを押す気がない人でも、そこにスタンプがあるというだけで、興味を引くだろう。
高尾へのリピーターを増やすとともに、今まで高尾山中や陣馬高尾縦走路に集中していた客を分散する効果もあるはずだ。


裏高尾、小仏川流域では、
・小仏バス停(始バスの運転手がスタンプを設置し、終バスの運転手が回収)
・カフェ「ふじだな」または、「摺指豆腐店本店」

南高尾では、
・料亭「うかい鳥山」または「うかい竹亭」

北高尾では、
・八王子城跡管理事務所
・夕焼け小やけふれあいの里バス停付近

ケチな事は言わず、城山下売店に習い、京王エリアでないエリアも入れたい。
・和田バス停前「陣馬自然公園センター」または「やさか茶屋」
・陣馬山登山口藤野行きバス停「落合屋」前
・温泉旅館「陣馬の湯」または「陣渓園」または「姫谷鉱泉」
・温泉旅館「美女谷温泉」または「五本松旅館」または「天下茶屋」

せっかくなら、もっとエリアを広げよう。
 陣馬山から笹尾根にかけて
・井戸バス停(始バスの運転手がスタンプを設置し、終バスの運転手が回収)または軍刀利神社本社
・石楯尾神社
 八王子八峰
・今熊神社本社











posted by 高尾評論 at 19:15| 東京 ☁| Comment(0) | 持ち物評論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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